四方 彩子/しかたあやこ
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お前行っておいて何なんだ、というタイトルですが、
シミジミ思いました。 「英語」を学ぶという事であれば海外に行く事が良い方法かは 「?」だな、シミジミと思いました。ただし大人に限りますが。 確かに異文化交流的な意味ではすごく良いのは当たり前ですが、 語学のみ、に限れば留学3ヶ月位でかかるお金で 日本で余裕で1、2年位学校に通えますし。 と、言うのもその「異文化交流」で有るからこそ 勉強と違う所でひっかかる点も多いな、 と年齢も国も違う子達と勉強して思いました。 まず人のペースとか、空気読まない人間が死ぬ程いる。 そして絶対的に自分が正しい、と思う力が日本人より遥かに強い。 最初に入ったクラスはintermediateクラスで、中級という事で 韓国、中国人等アジアの人が多く、この発音と気の強さにはやられました。 やっぱり発音って国によって変になる方向性が同じで、 日本人×日本人だと英語でも理解できたり、 日本人×ネイティブだとネイティブのキャパのお陰で 話が出来たりします。 なので生徒×生徒だと話がお互い解らないのに、 それを聞いている先生は両方の話が解ったりする。 色んな訛りが有る中で勉強するってやはり難しい..... 色んな国の人と話せる、というのが英語の醍醐味では有るが この段階でそれに慣れるのは結構厳しいな、と思いました。 私が一番手こずったのは、中国の人の発音でした。 元々中国語の発音が複雑って事も有るんだと思いますが、 cとかthとかtiとか、この辺の音が何か複雑になってる! そしてそれが分からないって言っても、絶対自分が正しい!って姿勢を 崩さないからドンドン機嫌悪くなる。 こっちもムカつくから紙に書いたりして、どの単語言ってんの?と 質問したり、もう君たちとは漢字で筆談した方が良いのでは、という感じになってくる。 ![]() そして話を聞かない.... 話を聞かない、というのはどこの国の人、って訳ではなく 単に「若い」んだと思います。人の話を聞く、という 忍耐力やキャパが単純に無いんだと思います。 上がったupper intermediateのクラスでも、プレゼン等する機会が 有りましたが、国は色々でも聞かない。 ![]() 「自分が話す時だけ必死」という子が多い。 解らないと聞かない、とすぐなってしまう。 こちらが準備した紙を読んで、多少マトモに分かる様に話している時は まだ聞きますが、ちょっとつっかえるともう聞かない。 (お前らだって大した英語話してないクセに、このクソガキ....!!) と思いつつ、もう大人なので怒鳴ってもしかたない。 (何か大人っぽくて負けそうだし) でもこいつら攻略しないと勉強にならん、 でも興味を引くほど面白くプレゼンする英語力が無い。 こういう時は私は自己紹介を改めてしていました。 「一応日本でフリーランスでデザイナーをしてて、 洋服の柄とか着物とかの柄作ってて、そして今 31歳で、結婚してて、 旦那を置いてここに来てんのよ!」 と言うと、大体の愛だの恋だのしつつ、デザイン大好きで、 という学生はちょっと食いついてきます。 「KIMONO〜!!♡」とか 「だ、旦那さんどうなってるの!喧嘩したの!?」 「なんでほったらかしたの!」 「こ、子供は?!」とか気分がちょっと乗ってくると、 プレゼンとかも聞き出します。 そして日本人がラッキーな 「実年齢より若く見える」これも結構興味を引くのに威力発揮します。 中には ![]() と頭抱え出す子も居て、こういう事してると 段々話しやすくなってくるので良かったです。 (注:日本では残念ながら別に若く見られません) とりあえずネタが有って良かった、とこの時ばかりは思いました。 私は3回クラスが変ったのですが、2番目のクラスは 何故か同じ様な若い子達でも、妙に落ち着きがあり話を聞く態度が整っていたのですが、 最初と最後のクラスは正直「話すぞ!勉強するぞ!」という モチベーションが落ちる事の方が多かった気がします。 そういう点では日本の学校の方が、人の話を聞いたり 相手が間違えても解ろうとする理解を生徒が自然としている気がします。 真面目だし。余計な手間が無い気がします。 これは単に生徒の年齢、って事なのカシラ....?? 日本の学校は真面目で静かで喋りにくい、という難点も有りますが。 確かに海外では空気を読まないが為に、 間違ってでも何でも喋らないとこっちがやられる、位の勢いで 喋れるのは良い点だと思います。 ただその勢いでやってても、同じ間違いを繰り返す事の方が 圧倒的に多い。あと同じ事しか言わない。 そしてネイティブに習う事はとても良いことですが 結局の所、日本人がどう間違えるのか、日本人がどう分からないのか、 という事は日本人で英語がペラペラになった人の方が 理解してくれると思います。 でもネイティブにしか無いニュアンス、とかもやっぱり有るんだと思うので、 両方に習うのが一番良いのかな。 なので勉強に関しては日本でも十分に出来るんじゃ無いかと思いました。 後は心が折れなければ(笑) それでも滞在中、私は先生の運が良く 最初のクラスの(若くてファンキー過ぎた)先生を除けば 本当に良い先生に恵まれました。 中でも一番長い期間教えてくれたミシェル。 ![]() でっかい先生でした。 すごーく解りやすく、その上飽きさせない。 この人の授業はいつもあっという間に時間が過ぎました。 そして生徒の事を良く見ている。 「あなた絶対ここ好きよ」と幾つか教えてくれた場所は 本当に私のツボな場所ばかりで、 そんなに喋ってないのにすごいな、と思いました。 と、まあ英語以外の事でも得れる事は多いので、 何とも言えませんが、私個人としては 「勉強は日本でして、海外にどっぷり浸かりに行く。」 という方法の方が面白いんじゃないかな〜と思いました。 もーちょっと喋れないと、所詮行ってもあと一歩踏み込んだら面白いのに、 という経験が出来ない感じがしました。 まあ喋れないまま飛び込んで、 人生変った人も居ると思いますからわかりませんが。 それってかなり時間が必要だし、かなり人生賭けないといけないし。 単純に勉強する、という事に置いてはの意見です。 私もロンドンを思い出して書いてたら、がんばらないとなーと 思えてきたので、また頑張ります。何だかんだ紆余曲折しながらも 勉強続けないといけない、って事ですね。 つづく。 ▲
by ayako-shikata
| 2013-10-07 16:23
| ロンドン
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